美楽薬膳Diary

本場中国の上海中医薬大学国際教育学院で学んだ中医学、薬膳、宇宙の根源である裏・陰陽五行論と宇宙の法則との関連性をテーマに”真の幸せとは何か”を実体験を基にお伝えしていきます。柴犬モモタロウと男の子のママ☆

二十四節気 12月22日より冬至。昼がもっとも短く、古代は冬至が一年の始まりでした。

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ついにやってきましたね。

昔は「冬至」が一年のスタートだったんですよ。

 

なぜかというと

 

「冬至」は一年の中で日照時間が最も短く、夜が最も長い日にあたります。
「夏至」の日から増えてきた陰の気が、「秋分」の日で陰と陽の気がちょうど半々になり、また冬至に向かっていきます。

 
そして冬至から新たに春に向かって陽の気、つまり光が増えていきます。

光が増えるということは「再生」を表し、これから運が向いてくるということでもあります。


そう、冬至は
『今、抱えている問題は今日を境に好転していく』
新たなスタートの日なのです。

古くは冬至とは生命の終わりを意味し、新しい命の再生復活の時と考えられていました。これまでの厄を払い、禊(みそぎ)や浄化で心機一転するタイミングとされていました。

 

 

 

 

 

【冬至の養生法】


この時期はなにより、心の浄化に努めていきましょう。

中医学の基である陰陽五行説は、私たちの心を自然界に照らし合わせ、自身を問う学問であるといえます。

 

まずは基本である心の邪気を払うことができて初めて、薬膳や中医の健康法の効果が現れるようになるものです。

 

柚子風呂でゆっくり内面の浄化、部屋の掃除などで徹底的に余計なものを排除し、新しいものを迎える準備をしましょう。

 

 

 

 

【冬至の薬膳】

二十四節気のひとつの節気をさらに三つ、約五日間づつに分けた"七十二候"では下記のように表しています。

 

 

【初候】

乃東生」 なつかれくさ しょうず(夏枯草が芽を出す

 

【次候】

麋角解」 びかく げす(大鹿が角を落とす)

 

【末候】

雪下出麦」 ゆきわりて むぎ のびる(雪の下でが芽を出す)

 

 

 

 

☆柚子を食べる意味
柚子は冬が旬で、強くさわやかな香りは邪気払い、浄化の意味がこめられているそうです。さらに実がなるまで長い年月がかかることから、長年の苦労がみのりますようにという願いも込められているそうです。

☆かぼちゃを食べる意味
古来から冬至の頃は冬の寒さが最も厳しい季節。
「冬を越す」というように、寒さが極まる時期は体温を維持する体力がなければ「死」を意味するものでした。

そのため語尾に「ん」がつくもので縁起担ぎしようということになりました。かぼちゃは当時、南瓜(なんきん)と呼ばれ、また保存が効くことから無事冬を越せるようにとのことで食べるようになったといわれています。



 

この時期の旬食材は

 

★柚子

柚子の香りや酸味は、寒さにより血流が滞ったカラダをリフレッシュして、改善してくれる。柚子湯に限らず、煮物や和え物にも

 

★下仁田ネギ

群馬県下仁田の特産で別名「殿様ネギ」。甘みも辛味も強く、煮物や鍋物にすると絶品 

 

★黒豆

 12月に出回る新物は格別。晩秋に葉を取り除き、実に太陽を当てることで味がよくなる

 

 ★伊勢エビ

伊勢では冬荒れの時期に獲れるものが最も美味とされる。長く伸びたヒゲは長寿の縁起物

 

★金時人参

軟らかいが煮崩れしにくく、甘みが強い。濃い紅色でおせち料理の煮染めに使われる

 

★赤カブ

鮮やかな赤紫色で、漬物や和え物でひときわ美しい。飛騨の「紅カブ」が有名

 

★水菜

京都原産で別名「京菜」。冬の到来を告げる野菜として古くから親しまれ、鍋物や漬物が定番

 

中国では冬至の日を境に、カラダを温めるものをとるようにして陽の気を発生しやすくするようにしていきます。ねぎ、ニラ、生姜など、薬味で毎日少しずつ取り入れていきましょう。



今年もあとわずか。
お正月は日頃の養生も兼ねて、ゆっくり過ごしてくださいね。